■スピードスケート全日本選手権(26日、長野・エムウェーブ)
ミラノ・コルティナオリンピック™の代表選考会を兼ねたスピードスケートの全日本選手権が26日、長野県のエムウェーブで開幕した。
男子500mは、2022年北京冬季五輪銅メダルの森重航(25、オカモトグループ)が34秒36の大会新記録で優勝。0秒04差の2位には、日本記録保持者の新濱立也(29、高崎健大)が入った。
女子500mの最終11組では北京五輪で銀メダルを獲得した髙木美帆(31、TOKIOインカラミ)と、現在伸び盛りの吉田雪乃(22、寿広)の直接対決が実現。髙木は1000m、1500mで日本代表入りを確実なものとしており、500mでも代表の座を狙い出場した。レースは、アウトスタートの吉田が37秒36の大会新記録で優勝し、髙木は0秒24差の37秒60で2位に入った。
髙木は11月のワールドカップ(W杯)第2戦の女子1500mで2位に入ると、12月13日の第4戦女子1500mで今季初優勝し、同種目のミラノ・コルティナ冬季五輪代表を確実とした。さらに14日の第4戦2日目でも、女子1000mで優勝し、1500mと合わせて大会二冠を達成し、2種目での日本代表入りを確実なものとした。
一方の吉田も10月の全日本距離別選手権で高木と同組で滑り優勝。ノルウェーで行われたW杯第4戦女子500mで金メダルを獲得するなど、今季のW杯で3回表彰台入りを果たし、500mでの代表入りを確実としている。
*写真は森重航選手
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