2018年夏季ユース五輪の開会式で花火を見上げる選手たち=アルゼンチンのブエノスアイレス(OIS提供・共同)
【ジュネーブ共同】10代の若手選手が参加するユース五輪が、曲がり角を迎えている。2010年に第1回夏季大会が開催され、これまで夏季3回、冬季4回を実施してきたが、採算性や開催意義などを疑問視する声が続出。昨年、国際オリンピック委員会(IOC)内では一時廃止案が浮上した。最終的に存続が決まったものの、見直しが急務となっている。
「悪夢のようだ」。欧州のあるIOC委員は、今年10~11月にセネガルの首都ダカールで予定される夏季大会の準備状況について、こう嘆く。関係者によると、35競技の実施のため、IOCは多額の資金を投入してきたが、会場整備などが遅々として進まなかった。24年6月、IOCは「競技会」として行うのは陸上や水泳など25競技のみとすることを決定。18年ブエノスアイレス大会の支援に6400万ドル(約100億円)を費やすなど、IOCによる各大会への支出は大きく、内部からは「コストが膨大で、収入はゼロに等しい」と批判的な声も出ている。(共同通信)
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