エンジェルスは、相手の本拠地、テキサス州アーリントンでレンジャーズと対戦し、菊池投手が中5日で先発登板しました。

菊池投手は1回から制球に苦しみ、2つのフォアボールで1アウト一塁二塁のピンチを背負うと、4番・ガルシア選手にライト線へタイムリーツーベースを打たれて先制を許しました。

さらに、5番にはレフト前タイムリー、6番には犠牲フライを打たれてこの回3点を失いました。

2回も先頭をフォアボールで出すと、続く9番バッターに高めのストレートを捉えられレフトオーバーのツーランホームランを打たれました。

3回は3者凡退としましたが、4回、先頭の7番・ヒガシオカ選手に甘く入ったカーブを捉えられ、左中間へのソロホームランで6点目を失いました。

菊池投手はこの回を投げ終えてマウンドを降り、4回81球を投げて打たれたヒットは4本で6失点、フォアボール3つ、奪った三振は3つで防御率は3.68となりました。

試合はエンジェルスが3対7で敗れ、菊池投手は負け投手となって今シーズン9敗目を喫し、通算成績は6勝9敗です。

菊池 大リーグ通算994奪三振 日本選手歴代4位に

菊池投手は1回から2つのフォアボールを与えるなどコントロールに苦しんだことについて、「よくなるためにスライダーとカーブのグリップを変えるなど、この1週間新しいことに取り組んでいたが、それが裏目に出た」と悔しそうに話しました。

菊池投手はこの試合で3つの三振を奪い、大リーグ通算で994奪三振とし、田中将大投手を抜いて日本選手歴代4位となりました。

今シーズン中に日本選手4人目となる通算1000奪三振の達成も期待されていて「この世界でけがなくローテーションを守って戦うということを目標にやっている。長く健康でやっていれば、このような数字もついてくると思う。これからも全力で戦っていきたい」と話していました。

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