日本人の柔道金メダリストでは史上初めてプロレスに転向したウルフアロン選手(29)。4日の東京ドームでの衝撃のデビュー戦、その裏側に独占密着しました。
決意の黒のショートパンツ
決戦の8時間前に美容室へ向かったウルフアロン この記事の写真は7枚決戦の8時間前、ウルフ選手が向かった先は、なんと美容室でした。
「(Q.なぜ丸刈りにするのか?)ゼロからのスタートというところで。柔道の大事な試合の前は坊主が多かった。一番最初スタートする日は坊主」ウルフ選手がプロレスデビューに向けてこだわったのが「ゼロからのスタート」です。
オリンピック金メダリストの肩書におごることなく、練習生として半年を過ごしました。
原点の丸刈りでデビュー戦に臨むウルフアロンそんななか、柔道時代からの原点とも言える丸刈りでデビュー戦に臨むことにしたのです。
「心も体も気合入りましたんで、このすべてをぶつけて倒します」そして、いよいよ本番へ。実は、コスチュームにもこだわりがありました。
黒のショートパンツ姿のウルフアロン入場の際に柔道着を脱ぎ捨て、新たな出で立ちは黒のショートパンツ。この黒のショートパンツ姿には特別な意味があります。
「イチからプロレスを学びたいという気持ちが強かった。黒パン一丁にして、ここは僕の中で譲れないところでした」新日本プロレス・新人レスラーの象徴、黒のショートパンツ。「プロレスラーとしてゼロから挑みたい」ウルフ選手の決意の表れだったのです。
広告 伝えたい熱い思いとは伝えたい熱い思いとは
極悪レスラーでNEVER無差別級王者のEVIL畳からリングへ。相手はルール無用の極悪レスラー、NEVER無差別級王者のEVIL(イービル)選手。デビュー戦では異例のタイトルマッチとなりました。
半年間取り組んできたプロレス技を見せるウルフ選手。しかし、柔道にはない攻撃を受け続け、絶対絶命のピンチ。その時でした。
「うれしかった。みんなが『ウルフ』って言ってくれるの。声が聞こえて我に返ったので、すごい力になりました」 第50代NEVER無差別級王者となったウルフアロン真摯にプロレスに向き合うウルフ選手の姿に、観客からウルフコール。すると、相手の必殺技を返し寝技へ。最後は柔道の締め技でした。
ウルフ選手が勝利し、第50代NEVER無差別級王者となりました。デビュー戦を終えて、こう語りました。
「たぎりますね、こういった闘いは。やっと僕のプロレスラー人生始まった。練習してきた技が試合の中でも出たので。もっともっとプロレスを知りたいという気持ちが強くなりましたね」 プロレスラーとして伝えたい熱い思い柔道家として養った謙虚な姿勢。プロレスラー「ウルフアロン」として伝えたい熱い思いがあります。
「生き様を伝える。このプロレスっていう競技を通して、俺はここで生きているんだということを伝える。そして、誰かの心が動く。これがすごく素晴らしいと思いますね」 広告 着々と進むプロレス道着々と進むプロレス道
「ゼロからのスタート」したウルフアロンウルフ選手は4日の東京ドームのデビュー戦の翌日、5日には早くも次の試合が行われていました。着々とプロレスラーの道を進んでいっています。
大越健介キャスター「誰かの心を動かすんだという話がありましたが、間違いなくこの試合を見て、心が動いた人は多かったと思います」
今後のウルフ選手にも注目です。
(「報道ステーション」2026年1月6日放送分より)
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