日本バレーボール協会は26日、都内で“バレともフェスタ ~男子日本代表大集合SP!2025夏~”を開催。世界バレーに向け都内で合宿を行っていた男子日本代表のキャプテン・石川祐希(29)、山本智大(30)、小野寺大志(29)、小川智大(29)、宮浦健人(26)、髙橋藍(23)が登壇し、会場に集まったファンとクイズ大会やハイタッチ会で交流した。
イベントを終えて石川は「本当にたくさんの方が応援してくださっているので、こういうイベントは年に1回しかできないですけど、本当にいい時間だったと思います」と振り返った。髙橋も「大会前ですけどなかなかファンの方々と交流する機会っていうのはないので、非常に特別な機会でしたし、すごく自分たちも楽しみながらリフレッシュもファンの方々と一緒にできたかなと思います」と話した。
バレーボールの世界一決定戦“世界バレー”で初戦(トルコ戦)を9月13日に控える日本代表。まずは9月2、3日にブルガリアと、9月6、7日にイタリアとの壮行試合を迎える。「今合宿でやってることをしっかり、この強化試合で出せることがまずやるべきことであって、その後に世界選手権が控えているので、勢いをつけて世界選手権に臨める強化試合にしたいと思います」と意気込んだ石川。
髙橋は「間違いなく世界バレーに繋げていくためにも、非常に重要な試合だと思いますし、自分たちの成長した姿をそこで出すこともそうですし、世界バレーに向けて勢いづけていかないといけないので、この強化試合で自分たちの自信をつけて世界バレーに臨んでいきたいなと思っています」と世界バレーへの覚悟を示した。

世界バレーで男子は過去2度(1970年、1974年)銅メダルを獲得しており、今大会は51年ぶりのメダル獲得を狙う。石川は「表彰台がまずは目標でその前にはやっぱり予選があるので、女子も苦戦してたりとか、ランキングとは関係なく力持ってるチームはたくさんあるので、そこは気を引き締めて臨まなければいけないと思いますし、2勝だけだと予選敗退の可能性もあるのでしっかり3勝できる準備をまず残りの期間でやって、世界選手権に臨みたいと思います」と世界バレーでの躍進を見据えた。
髙橋も「表彰台っていう大きな目標ありますけど、一戦一戦がすごく重要になってくるので、グループ予選から自分たちの強み、力っていうところを出して表彰台に向けて頑張ってきたいなと思ってます」と力強く話した。
女子の世界バレーは日本時間23日から開幕。15年ぶりのメダル獲得を目指す日本はカメルーン、ウクライナに開幕2連勝し決勝トーナメント進出を決めた。27日に予選ラウンド最終戦となるセルビア戦が行われる。
【男子日本代表 試合日程】
■予選ラウンド(日本はプールG)
9月13日(土)vs トルコ
9月15日(月)vs カナダ
9月17日(水)vs リビア
■決勝トーナメント
9月20日(土)ラウンド16 2試合(B1位 vs G2位、G1位 vs B2位)
9月21日(日)ラウンド16 2試合(C1位 vs F2位、F1位 vs C2位)
9月22日(月)ラウンド16 2試合(D1位 vs E2位、E1位 vs D2位)
9月23日(火)ラウンド16 2試合(A1位 vs H2位、H1位 vs A2位)
9月24日(水)準々決勝 2試合
9月25日(木)準々決勝 2試合
9月27日(土)準決勝 2試合
9月28日(日)3位決定戦、決勝
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