バレーボールの世界ナンバーワンを決める“世界バレー”の女子大会で女子日本代表(世界ランキング4位)は2連勝し、決勝トーナメント進出が決定。2010年以来、15年ぶりのメダル獲得を目指す日本は日本時間27日午後7時に世界バレー連覇中のセルビア(同8位)に挑む。※世界ランキングは14時時点

テルジッチ監督「日本と対戦するときは忍耐が本当に重要」

2018年、前回大会と大会連覇をしている女王セルビアは3連覇を目指し、予選ラウンドのウクライナとカメルーンにストレート勝ち。ゾラン・テルジッチ監督(59)は「私たちはとても良い状態にあると思っている」と話すも、カメルーン戦でエースのティヤナ・ボシュコビッチ(28)が負傷し「どうなるか様子を見るつもりだ。そんなに深刻なものではないことを願っているが…」と不安要素も。

ゾラン・テルジッチ監督

日本戦については「特に良いサーブが打てないと厳しくなる。良いサーブが打てたら、ずっと楽になる」と警戒。さらに「1ポイント取るために、1回、2回、3回、4回とアタックを打たなくてはならないだろうし、ブロックや他の戦術も何か必要でしょう。だから、日本と対戦するときは忍耐が本当に重要」と語った。そして最後に勝つ自信があるか聞くと「もちろん」と力強く語った。

6月のネーションズリーグでは日本が3-0(25ー19、25ー21、25ー13)で勝利している。

決勝トーナメント1回戦はオランダかタイと対戦

プールHの日本は決勝トーナメント1回戦でプールAの1位オランダか2位のタイとの対戦となる。

日本が1位通過→タイ(同18位)
日本が2位通過→オランダ(同9位)

直近ではそれぞれネーションズリーグで対戦していて、開幕戦となったオランダ戦では佐藤淑乃(23)が最多の18得点をマークし3-0(25ー17、25ー15、25ー16)で勝利した。またタイには2セット連取されてからの大逆転勝ちでフルセット(18-25、23ー25、25ー20、25-15、15-11)の激闘を制した。この試合では和田由紀子(23)が29得点と奮闘した。


【プールHの成績】
1)セルビア  2勝0敗 6ポイント
2)日本    2勝0敗 5ポイント
↑↑↑上位2チームが決勝トーナメント進出↑↑↑
3)ウクライナ 0勝2敗 1ポイント
4)カメルーン 0勝2敗 0ポイント


【女子日本代表 試合予定】日本時間
■予選ラウンド
23日 〇3ー0 カメルーン
25日 〇3ー2 ウクライナ
27日(水)午後7時~ vs セルビア

■決勝トーナメント
8月29日(金)ラウンド16 2試合(A1位 vs H2位、H1位 vs A2位)
8月30日(土)ラウンド16 2試合(B1位 vs G2位、G1位 vs B2位)
8月31日(日)ラウンド16 2試合(C1位 vs F2位、F1位 vs C2位)
9月1日(月)ラウンド16 2試合(D1位 vs E2位、E1位 vs D2位)
9月3日(水)準々決勝 2試合
9月4日(木)準々決勝 2試合
9月6日(土)準決勝 2試合
9月7日(日)3位決定戦、決勝

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