サッカーの全日本高校女子選手権は11日、第34回大会の決勝が神戸ユニバー記念競技場であり、柳ケ浦(大分)が、4年ぶり4度目の優勝をめざした神村学園(鹿児島)を1―0で破り、初優勝を果たした。柳ケ浦は前半43分、CKをFW村上凜果が頭で合わせた。大会は、47都道府県の代表と過去の戦績などで選ばれた5都府県各1チームの計52チームで争われた。

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柳ケ浦の対策ピタリ 神村学園の強み消し、弱さ突いた

 相手を研究し、全力でぶつかる。柳ケ浦(大分)が初の決勝の舞台で持ち味を発揮した。まずは奇策とも言える一手だ。神村学園(鹿児島)のキープレーヤー、MF山野蒼空(そら)をマンマークで封じた。「相手の10センチ以内につけ」の指示を遂行したDF平尾心瑚(ここ)は「しんどさより楽しさが勝った」。得点力が自慢の相手の勢いをそいだ。

 前半43分の決勝点はCKから。林和志(かずゆき)監督の「神村はセットプレーに難がある」の分析が当たった。後半は劣勢の場面が多かったが、1、2年生中心のチームの出足は最後まで鈍らなかった。「柳(ケ浦)の土俵で戦ってしまった」。敵将・寺師勇太監督の悔恨は、柳ケ浦にとって最高の褒め言葉だった。

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