バレーボールの世界一決定戦“世界バレー”で日本時間27日、女子日本代表(世界ランク4位)は大会連覇中の女王セルビア(同8位)に3-1(25ー23、30-28、23-25、25ー18)で勝利した。予選ラウンドを3戦全勝で終えた日本は1位通過で決勝トーナメントに進出。1回戦(29日)でプールA2位の開催国タイと対戦する。キャプテンの石川真佑(25)らがセルビア戦を振り返り、決勝トーナメントに向けて意気込みを語った。
※世界ランキングは日本戦終了後

セルビア戦チーム最多19得点を挙げた石川

Q.試合を振り返って
石川選手:

まず予選でしっかり1位通過することができて良かったです。今までの2戦の中でスタートの入りっていうところがあまり良くなくて、それも全体通してそれぞれがわかってはいるんですけど、何か変えられるとは思うんですけど、そこがまだ上手くいってないってこともあるかなというふうには個人的に思ってるんですけど、今日は全員が集中して入ることができたのかなと思います。

Q.4セット目の連続サービスエースについて
石川選手:

出だしのところで私も、ちょっとミスが続いてしまっていて、感覚的にもあまり良くなかったんですけど、もうそこの迷いはしっかり捨てて、しっかり思いっ切り自分のサーブを打ち込もうというふうにセット切り替えて入れたので、そこの4セット目のところのアウトボールも触ってくれてた部分もあったんですけど、でも点数を取ることができたし、しっかり攻めることができたかなと思います。

Q.セルビアの高さのあるブロックについて
石川選手:

打ち下ろしてしまわずにしっかり打点を作るっていうところと、自分たちがテンポよく攻められてても、やっぱり相手が遅れて出てくるので通過点というところは落とさずにしっかり高く打つことだったりとか、コースにしっかり打ち分けるっていうところは意識して入りました。

Q.タイ戦に向けて
石川選手:

タイのホームでもあるので、歓声もすごいと思いますし、アウェーにもなると思うんですけど、でも日本のことを応援してくれるタイの方もたくさんいるので、そこをしっかり声援を力に変えてやりたいと思いますし、自分たちと逆に似たようなテンポのいいチームだと思うので、そこにしっかり自分たちが対応していく、逆に自分たちがしっかり攻めにいくっていうところを忘れずにやっていきたいと思います。

2戦連続2桁得点をマークした佐藤淑乃(23)

Q.試合を振り返って
佐藤選手:

自分たちの流れが今までちょっと悪い部分があったので、今日しっかりと自分たちの雰囲気を取り戻そうと意識してやって自分たちのリズムでバレーできたかなと思います。

佐藤選手

Q.攻撃面で意識したことは
佐藤選手:

オポジットの選手はすごくブロックが高かったので、少しタイミングをずらしたり、あとはどんどんブロックの位置を少しずつずらして、クロスに決めたりっていう。ブロックがすごくいいチームだったので、結構難しい部分もあったんですけど、ブロックを意識して、ブロックと駆け引きすることを意識しました。

Q.タイ戦に向けて
佐藤選手:

タイはすごくディフェンスの良いチームだと思うので、今までと違って、ブロックでかけられるというよりかは後ろのディフェンスにはめられる状況が多くなってくると思うので、それでも負けずに、アグレッシブにどんどんオフェンス参加していくことは止めずに、頑張りたいと思います。

得点に繋がるトスワークに加えブロックポイント3の関菜々巳(26)

Q.試合を振り返って
関選手:

相手はエースであるボシュコビッチ選手がいなかったんですけど、その中でもこの試合をしっかり勝ち切れたというのはよかったなというふうに思います。

関選手

Q.意識したことは
関選手:

久しぶりにネーションズリーグでいつも戦っていたようなメンバーで入って、もう1回どういう組み立てでやっていたか、自分たちのリズムがどういうものだったかっていうところを思い出しながらできたらいいかなと思っていました。

Q.タイ戦に向けて
関選手:

タイということでホームなので映像見てるだけでもすごい大歓声の中なので、間違いなくアウェーなのはわかってるんですけど、その中で日本がやることは変わらないので日本チームのやるべきバレー、日本チームらしくやっていければいいかなというふうに思います。

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