■陸上・ダイヤモンドリーグファイナル(日本時間28日、スイス・チューリッヒ)
世界の強豪が集うダイヤモンドリーグ(DL)の成績上位者のみが出場できるDLファイナルが開幕。女子走高跳には、パリオリンピック™金メダリストで2m10の世界記録を持つY.マフチク(23、ウクライナ)が出場したが、4度目のファイナル制覇は叶わず。今季ベストタイの2m02で2位、オリンピック2大会連続銀メダリストのN.オリスラガース(28、オーストラリア)が2m04を成功させ、ファイナル初Vに輝いた。
年間王者を決める戦いは6人によって争われ、マフチクは1m94、1m97、2m00を1回で成功させると、2m02は一度失敗したが、2回目で成功。自身今季最高に並んだ。
勝負はオリスラガースとの一騎討ちとなる中、マフチクは2m04をパスし、オリスラガースは2m04を一発で成功させた。最後は2人とも2m06は3度とも失敗に終わり、オリスラガースが勝利した。
マフチクは昨年7月のDLパリ大会で2m10を跳び、世界新記録を樹立。今季DLは開幕戦の中国・厦門大会(4月26日)、第2戦の5月3日の第2戦(中国・紹興市)大会で1位と、シーズン序盤から貫禄の跳躍をみせた。ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦 ロンドン大会(7月19日)では1m96で3度失敗し4位だった。
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