バレーボール女子の世界選手権は出場する32チームが4チームずつ8つの組に分かれて予選リーグを戦い、各組の上位2チームが決勝トーナメントに進みます。
4大会ぶりのメダル獲得を目指す世界ランキング4位の日本は、ここまで2連勝ですでに予選リーグ突破を決めていて、27日の最終戦で、大会2連覇中で世界8位のセルビアと対戦しました。
日本は第1セット、22対16とリードしたところから6連続ポイントを奪われて同点に追いつかれました。
それでも和田由紀子選手のスパイクで再びリードし、最後は佐藤淑乃選手がサーブで崩し、返ってきたボールをチーム最年長の33歳、島村春世選手が直接決めて25対23で取りました。
続く第2セットは終盤まで競り合いデュースにもつれ、28対28から和田選手のサービスエースでリードすると、最後も和田選手がバックアタックを決めて30対28で奪いました。
続く第3セットは落としましたが、第4セットは島村選手の移動攻撃や、キャプテン、石川真佑選手の連続サービスエースなどでポイントを重ねて25対18で取り、セットカウント3対1で勝ちました。
日本は予選リーグ3連勝でこの組1位での通過を決め、29日行われる決勝トーナメント1回戦で、開催国で世界18位のタイと対戦します。
キャプテン石川選手「全員が集中していた」
キャプテンの石川真佑選手は「予選を1位通過することができてよかった。これまでの試合は入りがよくなかったが、きょうは全員が集中して入ることができた」と試合を振り返りました。
そして、決勝トーナメント1回戦のタイとの試合に向けて「タイのホームで、歓声もすごくてアウェーになると思うが、日本を応援してくれる声援を力に変えて、攻めにいきたい」と力強く意気込んでいました。
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