■MLB ドジャース 5-1 レッズ(日本時間28日、ドジャースタジアム)

ドジャース・大谷翔平(31)は本拠地でのレッズ戦に“1番・投手兼DH”で出場し、5回87球を投げて、被安打2(被本塁打1)、奪三振9、四死球2、失点1。エンゼルス時代の23年8月10日のジャイアンツ戦以来、投手として749日ぶりとなる白星をあげた。

試合後、大谷は「前回、前々回と5回を投げ切りたい中で、球数もかさんでヒットも打たれて投げ切ることができなかったので、今日改めて投げ切ったっていう所が一番いい所かなと思っています」と話した。

それでも「2回目の手術をして元のように投げられるようになるのかなっていう不安みたいなものもありました」と胸中を吐露。「投げていくごとに自信も増えていってますし、すごく落ち込むことはなかった。ドクターもそうですし、トレーナーにも毎日ケアしてもらって、ホントありがたいなっていう所が一番」と、周囲の支えに感謝を述べた。

大谷のドジャース移籍後初勝利でチームは4連勝、2位のパドレスも敗れたため優勝マジックを2つ減らし“26”とした。「プラン通りにいかないことの方が多いと思うので、その中で少しでも投げられていることに関しては、プロセス自体は今の所いいんじゃないかなと思いますし、体の反応を見て1試合1試合大事に投げていきたい」と、前を見据えた。

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