イタリア・ミラノのマルペンサ空港に到着した坂本花織(左)と鍵山優真=29日(共同)
イタリアに到着した坂本花織らフィギュアスケートの日本勢は、北西部バレーゼで最終調整に入る。試合会場があるミラノから車で約1時間の好立地で、日本スケート連盟の竹内洋輔フィギュア強化部長が「最高の環境を勝ち取れた」と誇る独自拠点。2014年ソチ五輪での反省を踏まえ、支援態勢を整えた。
「すごく恵まれている」。24年8月に強化合宿でバレーゼに滞在した坂本は感謝を口にする。本番リンクで始まる公式練習は1枠最大40分と短い。女子は団体を終えると個人種目まで1週間以上も空く。
「練習量の少なさがネック」(坂本)という選手の不安を、連盟は真摯に受け止めた。1日計6時間の氷上練習ができる国際規格のリンクを確保した。
ソチ五輪で、日本はロシアから飛行機で1時間ほどのアルメニアに練習拠点を置いた。しかしリンクの室温が低く、氷面に砂が浮き出す惨状。エッジが傷むなどトラブルに見舞われ、早めにソチに戻った。
竹内氏は22年北京五輪直後から候補地選定に着手した。イタリアで3カ所を視察し、他競技を含む海外勢との争奪戦を制した。(共同通信)
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