日本―イタリア 第10エンド、相手の最終ショットが決まり、肩を落とす吉村(左)と小林(右)=コルティナダンペッツォ(共同)

 カーリング女子のフォルティウスは見せ場なく、イタリアにも敗れて1次リーグ突破が消えた。ショットがつながらず、不完全燃焼の敗戦が重なる。吉村は「自分たちのゲームができるようにしたい」ともどかしさを募らせた。

 世界王者カナダとの対戦では後攻の第3エンドに空回りした。第1エンドに続き複数得点を狙いたい序盤で、リードの近江谷は敵の石を円の外に出せない。小谷、小野寺はともにガードに当てる失投。相手の石がたまってピンチが膨らみ、重圧のかかった吉村の最後のドローは円を通過した。悪循環を断ち切れず、3点のスチールを許した。

 氷の把握や情報伝達に苦しみ、戸惑いの表情が多い。不安がプレーに直結し、小野寺は「もっと深いコミュニケーションが必要」と反省した。

 スポンサー契約の打ち切りも経験し「みんなで一つのショットを決めれば道はつながる」との思いを共有し、チーム存続の危機から五輪にたどり着いた。ただ念願の氷上で力を発揮できなかった。(共同通信)

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