バレーボールの世界一を決める世界バレーで日本時間29日、女子日本代表(世界ランク4位)は開催国タイ(同18位)に3ー0で勝利し、準々決勝進出を決めた。この試合の解説を務めた元日本代表の竹下佳江さん(47)に試合の振り返りと次戦3日、準々決勝のオランダ戦(同8位)の見どころを聞いた。
※世界ランキングは日本戦終了時点
初田啓介TBSアナウンサー:
日本、タイを相手に決勝トーナメント1回戦ストレート勝ちでした。(拍手)
竹下さん:すごい3ー0ですよ。
初田アナ:
3ー0。ネーションズリーグでフルセットだったじゃないですか。結構苦戦しましたよね。
竹下さん:
やっぱそのイメージがあるから、どうしてもやっぱ私なんか解説してるのにめっちゃ緊張感あったんですけど、選手たちはそれがあるけどそれを逆になんか関係なく、入口からもうなんか、スタートからすごいいい状態でできてたので、すごい安心して見てられましたよね。
初田アナ:
もう試合の入りスタートというのが、いかに大切なのかと何か思い知らされた感じもあるんですけど。
竹下さん:
予選のときからスタートで苦しんでたので、そういった意味ではどれだけ大事かっていうのは、視聴者の方もね、わかってるのかなって思うんですけどね。
初田アナ:
それからウクライナ戦は(セットカウント)2つ最初取られてしまいましたからね。
竹下さん:
そうなんですよね。
初田アナ:
でもそういう、なんていうんですか。逆境に追い込まれたときの強さみたいな。
竹下さん:
なんかやっぱりチームが若返ってそういったところで、少しずつ力をつけて乗り越えてきてるのかなっていう感じですよね。
初田アナ:
しかしこれでタイを相手に、ベスト16で勝ち上がりましたんで、これでついに日本は世界バレーのベスト8に入ってきました。
竹下さん:ここからですよね。
初田アナ:はい。ここからですよね。
竹下さん:
メダルを目指してるチームですからここからが本当にね、厳しいさらに厳しい戦いになってくると思いますけど。総力戦ですね。
初田アナ:総力戦。
竹下さん:
スタートから行くメンバーももちろんですけど、バックアップで回ってるメンバーも絶対活躍する場面が出てくると思いますから、そういったところを期待したいですよね。
初田アナ:
アクバシュ監督は今日の試合でも山田(二千華)選手を途中から投入してみたりとか。何か次の試合に向けての布石とも感じ取れるかなっていうところもあったりして。
竹下さん:
ブロックっていうところでは山田選手は途中から入ってもポイントを取れるぐらい良いですし、そういった意味でも今日ちょっとブロックポイントが少なかったので。
初田アナ:今日は2本でした。
次戦、準々決勝は世界8位のオランダ
竹下さん:
次にオランダとね、対戦するときにサーブとブロックでポイントを重ねたいっていうところもありますよね。
初田アナ:
さあ、それでは次のオランダ戦ということになるわけですけれども、このオランダに勝たないといわゆるベスト4、表彰台、メダルに手がかかるかどうかっていう、そのメダルへの挑戦権っていうのは、次に勝たないといけないわけですが。
竹下さん:
そうですね、もう8入ってからもうこのベスト16もそうなんですけど、やっぱりそこに勝ち上がってきてるチームってもうランキング関係なく、本当に力のあるチームばかりなので、気を抜けない戦いがもうずっと続くとは思うんですけど、オランダというチームはやっぱ高さもありますし、ブロック非常にいいです。攻撃力もあります。ただ日本はサーブがいいです。そこからその高いブロックに対してのブロックアウトであったり、点数の取り方も覚えてきているのでそういったところを期待したいですね。
初田アナ:
アクバシュ監督はそういう高い相手に対して、とにかくあのポーランド戦でもそうでしたけど、日本強みであるこの速さでもって、コートのネットの幅を広く使ってスピードを使いながら、そのブロックを破っていくんだっていう、攻撃を考えてましたけど。
竹下さん:
そうですね。あと攻撃枚数を増やしてしっかりバックアタックも絡めながらいい展開に持っていけるといいですよね。
初田アナ:
横だけじゃなくて縦も使いながら。
竹下さん:
今日はミドルもうまく使えてましたし、そういう要所要所でミドルを使うことによってまた幅を持って、相手のブロックがターゲットを絞りにくくなる状態を作っていきたいです。
初田アナ:
竹下さんがセッターだったとしたら、次のオランダ戦でどういう攻撃、いろんな攻撃を組み立てる中でこれっていう鍵はどうですか?
竹下さん:
これっていう鍵は難しいんですけど。
初田アナ:
秘策があったら教えていただきたい。
竹下さん:
いや本当に幅を持たせて縦の空間も使いながらっていうところで、理想的に攻撃が展開できると、それはもうセッターの組み立てが良かったって言われるところなので、もう関(菜々巳)選手が気持ち良いトス回しができたときにはもうイコール勝利が、持ってこれると思います。
初田アナ:
ということで、次のオランダ戦も本当に大事な試合になってきます。ここで何とかね、勝ち上がって、メダルへの挑戦権を手にできるかということになりますよね。
竹下さん:頑張って欲しいですね。
初田アナ:
ということで今日タイを相手に1回戦はまずストレート勝ちでした。おめでとうございました。(拍手)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。