MLBは日本時間21日、全30球団の開幕投手を発表。日本勢は、山本由伸投手(27)が2年連続で確定しました。
山本、開幕戦前最後の登板
キャンプ地のアリゾナ州は40℃を超える酷暑。打者としてオープン戦に出場する大谷翔平選手(31)は、試合前、キャッチボールなどで投打二刀流の調整を行いました。
開幕前最後のマウンドになる山本選手は、パドレスとのオープン戦でこれぞエースという奪三振ショーを見せました。
1回、先頭バッターからシンカーで1つ目の三振を奪います。続く2番にはスプリットで2つ目。そして3人目はカットボールで、3者連続三振!それぞれ球種の違う変化球で、パドレス打線を寄せ付けません。
打席に立つ大谷翔平選手 この記事の写真は2枚そのウラ、大谷選手の1打席目。WBC後初打席です。6球目のカットボールを打ち上げます。
最高の立ち上がりをした山本投手でしたが、2回、連続ヒットとパスボールで1アウトランナー2・3塁のピンチを招きます。
ここでスイッチが切り替わった山本投手の3球目、スプリットで追い込むと、最後は…154キロのストレート!高めのボールを振らせて、2アウトとします。
続く8番。初球はカーブで入り、ファーストストライクを取ります。完全にタイミングをずらした山本投手は、2球目に低めのスプリットで追い込むと…抜群の制球力とキレ!最後もスプリットで3球三振に切って取り、得点を許しません。
山本投手「ファーストストライクだったり、決め球も、いろんなボールでアウトも取れましたし、ランナーがいる状況でもしっかり落ち着いて投げられたのでよかった」 広告 多彩な球種で7奪三振
多彩な球種で7奪三振
好投を見せた山本由伸投手山本投手の奪三振ショーは、これでは終わりません。3回、多彩な変化球で的を絞らせず追い込むと、シンカーで見逃し三振を奪い6つ目。続くバッターには、相手も手が出ない外角低めに投げ込み、9個のアウトの内、7つの三振でアウトを重ねました。
ここまで好投を見せる山本投手。4回以降は打たせて取るピッチングを披露します。
5回、ヒットでランナーを出した後も、4回に続くダブルプレーでスリーアウト。5回を68球、理想的な球数を投げ切り、開幕戦に向けて十分な手応えをつかんだ登板となりました。
WBCでの投球もこの好調につながっていたという山本投手。
「あれだけ緊張感を持ってマウンドに上がることができたので、一つ段階をグッと上がるきっかけになった。すごくいい機会だった」開幕に向けてエースの活躍を見せた山本投手にロバーツ監督(53)は信頼を寄せています。
ロバーツ監督「山本はしっかり準備をするタイプで、精神的にもとても強い選手です。なので、これまでの登板数やワークロードについて特に心配はしていません。常に『今この瞬間』に集中できる選手ですし、WBCを経験したことで、シーズン開幕に向けても問題なく準備は整うと思います」
一方、この日の大谷選手から快音は聞かれず、3打数ノーヒットに終わりました。
(2026年3月22日放送より)
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