21歳の安青錦は東の前頭筆頭だった先場所、低く当たって前に出る相撲で終盤まで優勝争いを続け、千秋楽で優勝した琴勝峰に敗れましたが、11勝4敗の成績で初めて技能賞を受賞しました。

安青錦は新入幕から3場所連続で11勝を挙げていて、1日に発表された秋場所の番付で、新三役となる小結に昇進しました。

初土俵から所要12場所での三役昇進は年6場所制が定着した昭和33年以降、幕下付け出しを除いて元横綱 朝青龍などを抜き最速となりました。

また、東の関脇 若隆景は、夏場所は小結で12勝、先場所は関脇で10勝を挙げていて、3場所連続の三役となる秋場所では大関昇進に挑みます。

先場所、東の前頭15枚目で初優勝を果たした琴勝峰は東の前頭5枚目まで10枚番付を上げました。

2人の横綱は、先場所11勝4敗の大の里が初めて東の横綱に座り、先場所を途中休場した豊昇龍が西の横綱となりました。

新入幕は追手風部屋の日翔志で、先場所は東の十両6枚目で10勝5敗の成績を残し、28歳で迎える秋場所は、西の前頭17枚目で幕内の土俵に挑みます。

大相撲秋場所は今月14日に東京 両国の国技館で初日を迎えます。

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