メッツは31日、本拠地のニューヨークでマーリンズと対戦し、ここまで7勝5敗で防御率2点台の千賀投手が中5日で先発登板しました。
千賀投手は1回、先頭バッターから代名詞の鋭く落ちる“おばけフォーク”で空振りの三振を奪いました。
しかし、このあとはコントロールが乱れ、フォアボールとヒットで一塁三塁のピンチを招いたあと、続くバッターにはセンターへ犠牲フライを打たれて1点を先制されました。
2回は150キロ台の力強い速球と得意のフォークボールで3者連続三振を奪ったものの、3回は2アウトからツーベースヒットでランナーを出し、続く3番バッターにツーランホームランを打たれて0対3とリードを広げられました。
このあと4回にもノーアウト二塁からタイムリーヒットで1点を追加され、さらに5回には再びノーアウト二塁から味方の送球エラーも絡んで失点しました。
その後2アウトまでこぎ着けましたが後続にフォアボールを与えて一塁二塁とされた場面で交代となりました。
代わったピッチャーが追加点は許さず、千賀投手は4回と3分の2イニングを投げて5失点でした。
球数は75球、三振は6つ奪いましたが打たれたヒットが7本、与えたフォアボールが2つで防御率は、3.02となりました。
メッツは1対5で敗れて2連敗で千賀投手に今シーズン6敗目がつきました。
チームはナショナルリーグ東部地区でフィリーズに次ぐ2位で、ワイルドカードでのポストシーズン進出圏内につけていますが、千賀投手は6月12日の登板で7勝目をあげてから勝ち星から遠ざかっています。
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