エンジェルスは、相手の本拠地、テキサス州ヒューストンでアストロズと対戦し、菊池投手が中5日で先発登板しました。
1回はフォアボール2つを与えたものの無失点に抑えましたが、2回は7番・ウリーアス選手に甘く入ったカーブをレフトスタンドへ運ばれて先制を許しました。
3回は先頭にレフト線へツーベースヒットを打たれ、1アウトをとったあと、3番・アルトゥーベ選手にレフトへタイムリーツーベースを打たれて2点目を失いました。
チームが3対2と逆転した直後の4回は先頭にツーベースヒットを打たれると、続く7番・ウリーアス選手にタイムリーヒットを打たれ、わずか6球で同点に追いつかれました。
菊池投手はこの試合、得点圏にランナーを背負った場面で粘ることができず、5回にも2アウト二塁から4番・コレア選手のセンター前へのタイムリーで3対4と勝ち越されました。
菊池投手は6回2アウトからレフト前ヒットを打たれたところでマウンドを降り、次のピッチャーが5点目をとられたため、菊池投手の失点は「5」となりました。
菊池投手は5回と3分の2イニングで97球を投げ5失点、打たれたヒット8本、フォアボール2つで、防御率は3.83となりました。
また、この試合で6つの三振を奪い、大リーグ通算1000奪三振まであと1つに迫りました。
試合はエンジェルスが3対8で敗れ、菊池投手は負け投手となって今シーズン10敗目を喫しました。
菊池雄星「スピードも出ていた スライダーもいい形」
菊池投手はこの試合、投球全体でスライダーが44%、ストレートが41%と2球種であわせて85%を占めました。
菊池投手は「久しぶりにいい形でスピードも出ていたし、スライダーもいい形で投げられていた」と手応えを話した上で、「ただ、結果自体は相手を止められなかった。もう少しだと思う」と振り返りました。
対戦したアストロズはアメリカンリーグ西部地区で首位と好調で「方向性としては悪くないしいい方向に進んでいると思う。反省するところはあるが、相手がこうやって上回ることもあるので、また次に向けて分析しながら準備したい」と気持ちを切り替えていました。
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