
フランスのパリで開かれたバドミントンの世界選手権に出場した選手たちは2日、羽田空港に帰国し、メダルを獲得した選手などが記者会見しました。

女子シングルスで2大会ぶり3回目の金メダルを獲得した山口選手は「優勝すると思っていなかったので実感は湧いていないが、結果以上にいいプレーができたことに価値がある。今回の結果に満足せず、これからも相手に向かっていく姿勢で試合に臨みたい」と話しました。

また、女子ダブルスでは、志田千陽選手と松山奈未選手の「シダマツ」ペアがペアとして最後の大会で世界選手権では初めてのメダルとなる銅メダルを獲得しました。
志田選手は「最後の大会だったが、銅メダルを獲得できたし、楽しんでプレーができた。いい終わり方ができてよかった」と晴れ晴れとした表情で話しました。
また、松山選手は「今までやってきたことをすべて出せた。ペアを組んで11年間、志田さんとだったからここまで来られた。『ありがとう』ということばに尽きる」と感謝を述べました。

同じく女子ダブルスでは岩永鈴選手と中西貴映選手のペアも初めてのメダルとなる銅メダルを獲得しました。
岩永選手は「世界選手権でメダルを獲得することが目標だったのでうれしい。さらに上を目指して頑張るので応援してほしい」と話していました。
中西選手は「銅メダルは獲得したが、準決勝は完敗だった。どうやってその壁を乗り越えるのか、自分たちの強みをもう一度考え直して練習に臨みたい」と気を引き締めていました。
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