カブスは2日、本拠地のシカゴでブレーブスと対戦し、ここまで8勝6敗で防御率3点台の今永投手が中4日で先発登板しました。
今永投手は1回、フォアボールを出したものの、低めのスプリットとキレのあるストレートで三振2つを奪って無失点で切り抜けました。
その後も高めと低めを投げ分けて打たせて取る持ち味のピッチングを見せ、3回までヒットを1本も打たれませんでした。
今永投手は、4点のリードをもらった直後の4回、ソロホームランなどで2点を返され、続く5回にもホームランを打たれて1点差まで追い上げられました。
6回は1アウトからヒットを打たれたものの、続くバッターはインコースの力強い速球でサードゴロのダブルプレーに打ち取り、1点のリードを守ってマウンドを降りました。
球数は6回までに78球、打たれたヒットが5本、フォアボールが1つ、三振2つを奪って3失点で防御率は3.15となりました。
カブスはリリーフ陣がふんばって4対3のまま逃げきり、今永投手は7月30日以来となる9勝目をマークしました。
また、この試合、鈴木誠也選手は3番・指名打者で出場し、3打数ノーヒット、フォアボールが1つでした。
今永「メンタルの動揺が失点に みんなに勝たせてもらった」
今永投手は、3回までノーヒットに抑えながらホームランで2点を失った4回のピッチングについて、「4点を取ってもらって、『きょうの試合は絶対に勝たないといけない』と自分の中で少し重荷になってしまった。『いいピッチングをしないといけない』というメンタルの動揺が失点につながった」と振り返りました。
そのうえで、「キャッチャーが崩れかけた僕をうまくリードしてくれて、リリーフも1点リードの厳しい試合を抑えてくれた。自分はよくなかったが、みんなに勝たせてもらった」とチームメートへの感謝を口にしていました。
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