バレーボール女子の世界選手権は3日夜に準々決勝が行われ、世界ランキング4位の日本は、大会2連覇中のセルビアを破って勝ち上がった世界8位のオランダと対戦しました。
日本は第1セットを20対25で落とし、第2セットも序盤7対10とリードされる展開となりましたが、粘り強くラリーを続けて相手のミスを誘うなどして8連続ポイントを奪って逆転し、25対20で取りました。
続く第3セットはオランダの高さのあるスパイクを止めきれずに22対25で落とし、あとがなくなりました。
それでも第4セットは15対16から和田由紀子選手のスパイクや宮部藍梨選手のサービスエースなどで5連続ポイントを奪って逆転し、25対22で取って、フルセットに持ち込みました。
最終の第5セットは、10対11からキャプテンの石川真佑選手や和田選手のスパイクで3連続ポイントを奪って逆転し、15対12で取りました。
日本はセットカウント3対2の逆転勝ちで、銅メダルを獲得した2010年以来4大会ぶりの準決勝進出を決めました。
石川選手は「これからも苦しい展開が続くと思うが、チーム全員で勝ちにいきたい」と話していました。
日本は4大会ぶりのメダル獲得をかけて、9月6日に行われる準決勝で、世界5位のトルコと世界6位のアメリカの勝者と対戦します。

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