
高校や大学の野球部の不祥事に対する処分を決める日本学生野球協会の審査室会議が4日開かれ、高校14校と大学3校の処分が決まりました。
このうち、広陵高校は、ことし4月、当時52歳のコーチが寮の清掃時間に廊下で騒いでいた2年生部員1人を指導した際、およそ1分間、廊下に正座をさせる不適切な指導をしたということです。
広陵高校をめぐっては、部員の暴力問題などをめぐり夏の全国高校野球の2回戦を前に出場を辞退し、指導体制の見直しを進める中で、先月、部員にアンケート調査を行っていましたが日本学生野球協会によりますと、このアンケート中で、今回の事案が分かったということです。
日本学生野球協会はこのコーチを不適切指導などでことし11月20日まで謹慎3か月の処分にしました。
このほか、4日の会議では2022年に夏の全国高校野球へ出場した愛媛県の帝京第五高校の当時33歳のコーチがことし6月、授業中にふさげていた部員2人の額を拳でそれぞれ1回ずつたたいたなどとして来年2月11日まで謹慎6か月の処分にしました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。