世界のトップアスリートが集う「東京2025世界陸上」が9月13日に開幕する。女子800mで代表の切符を掴んだ現役女子高生の久保凛(17、東大阪大敬愛高)が自身初の世界陸上へ向け意気込みを語った。
日本記録を持つ久保は初出場となる世界陸上に「とても嬉しく思っていて楽しみな気持ちが大きいので、この気持ちを国立競技場に持っていって、良いパフォーマンスができるようにしたいなと思っています」と笑顔で話した。
久保は7月の日本選手権決勝で自身が持っていた日本記録を0秒41更新する1分59秒52をマーク。参加標準記録にあと0秒52と迫る走りで連覇を達成。さらに同月のインターハイでは史上初の3連覇を成し遂げた。
女子個人種目では、2007年大阪大会10000mの絹川愛以来18年ぶりに高校生での代表入りとなった久保。「女子では最年少として出させていただくので、最年少とか関係なく自分のパフォーマンスをしっかりやりきって、たくさん日本チームの皆さんも声かけてくださると思うので、自分のパフォーマンスをして、日本チームに貢献できるような走りがしたいなと思ってます」と力強く語った。
さらに「とにかく速い選手に食らいついて、自分の走りをしたい。走らせていただくからには自己ベスト更新して、ファイナルに残る走りをしたいと思ってるので、その速い選手にしっかり食らいついて、いい走りができるようにしたいなと思ってます」と大舞台への決意を示した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。