来週の土曜日、ついに東京世界陸上が開幕します。その大舞台に出場する日本代表のなかで広島を拠点に活動する2人の選手が広島大学で公開練習に臨みました。

午後2時半から行われた公開練習。およそ20人の報道陣の前に姿を現したのは、女子100メートルハードルの福部真子。菊池病というハンデを抱えながらも自身2度目となる世界陸上の代表内定を勝ち取りました。


そして、今回の大会が自身初の世界陸上出場となる男子110メートルハードルの野本周成。野本は愛媛県出身で愛媛競技力本部所属ですが、福部を指導する尾崎コーチのもとで練習をするため、2年前に拠点を広島に移しました。


炎天下、福部はおもりを引いて全力疾走していました。



一方、野本は鏡の前にハードルを置いて、自分のフォームを念入りに確認していました。



2人とも8日後に迫った世界陸上に向け調整に余念がありません。

100メートルハードル福部真子
「少しでも万全な状態でスタートラインに立てれば。今シーズン一番の走りとタイムが出てくると思う。そこをクリアできるように準備していきたい。」

110メートルハードル野本周成
「決勝でメダルを取るというぼくの目標があるので確実に取ろうと思ったら12秒台が必要」

国立競技場で開催される東京世界陸上は、いよいよ来週13日に開幕。

福部は、14日午前の予選に、野本は、15日夜の予選にそれぞれ出場する予定です。

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