大相撲秋場所(14日初日・両国国技館)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が6日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で行われ、横綱大の里は大関琴桜と15番連続で取って12勝3敗と圧倒した。5日の横綱審議委員会による稽古総見は振るわなかっただけに「少し危機感を感じて臨んだ。下半身が安定していた」と復調の手応えを口にした。

 相手の踏み込みに一度は後退しながら、辛抱して攻め返す内容が多かった。目を引いたのは、左を巻き替えてのもろ差し。攻撃の幅を広げる姿勢がうかがえ「相手より下に入ることを意識した。腰が下りていたので良かった」と納得していた。

 新横綱の先場所は金星4個を配給し、琴勝峰に平幕優勝を許した。(共同通信)

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