日本大学のアメリカンフットボール部は、部員や卒業生が立件された一連の薬物事件で廃部となり、去年2月に関東学生連盟を退会となりました。

その後、事件に関与していない元部員や新入生たちによる後継組織が有志の会として活動し、ことし6月に関東学生連盟への加盟が認められました。

今シーズンは2部リーグに所属し、7日、都内の球技場で、専修大学とのリーグ戦の初戦に臨みました。

これが連盟に加盟後、最初の公式戦となり、多くの保護者などがスタンドで応援するなか、チームは第1クオーターに2つのタッチダウンを奪うなど序盤から主導権を握り、その後も得点を重ねて37対3で快勝し、新たなスタートを白星で飾りました。

後継組織の「日本大学アメリカンフットボール有志の会」を指導する須永恭通さんは「感謝の気持ちでいっぱいです。公式戦は久しぶりで一生懸命練習してきたので、ここで皆さんに見ていただき感慨深いです。ここから全く新しい歴史、文化を作っていきたい」と話していました。

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