13日に開幕する陸上の世界選手権東京大会に向け、陸上大国ジャマイカの代表選手たちが鳥取市内で事前キャンプを行っている。7日は公開練習とサイン会があり、多くのファンや市民らが世界トップ級の選手たちとの交流に胸を躍らせた。

 ジャマイカ代表が世界陸上の事前キャンプを鳥取市で行うのは、2007年大阪大会、15年北京大会に続き3回目。今回は選手やコーチら約80人が1日から10日間の日程で滞在。10日午前に鳥取空港から東京へ向かう。

 公開練習では、選手がトラックを駆けるたびに観客席から「はやっ!」と声が上がった。サイン会で選手たちは色紙やTシャツにペンを走らせ、女子100mで五輪と世界選手権を計7回制しているシェリーアン・フレーザープライス選手は記念撮影にも快く応じた。

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 陸上クラブに入っている鳥取市立城北小6年の福嶋紫織さん(12)は「憧れの『シェリーアン様』に会えて感激。1位を取ってほしい」。鳥取県湯梨浜町立東郷小6年の村岡心和(みわ)さん(12)は「色紙と写真は大切にします」と大きな笑顔で話した。

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