週末に開幕したハンドボールのリーグH。琉球コラソンは、興南高校で14回の日本一を成し遂げた名将を迎え、新たな一歩を踏み出しました。


シーズン2年目、男子は14チームで争う、ハンドボール・リーグH。去年シーズン中盤で失速した琉球コラソンは新たに、興南高校を14回の日本一に導いた黒島宣昭監督が就任。

ハンドボール王国を築いた名将の下、国内トップリーグに旋風を起こせるか、注目のシーズンが始まります。



開始40秒。コラソンは去年のリーグ新人王、野尻雄偉。さらに主将の中川智規。

黒島監督が目指してきた、守備から攻撃につなげるハンドボールで、序盤は試合の主導権を握ります。

しかし、昨シーズン、プレーオフ進出を果たしたレガロッソ宮城も応戦。カウンター攻撃で粘り強く食らいつくと、前半終了間際には、コラソンのミスをついて得点。試合を逆転されます。

後半も中々流れに乗れないコラソンでしたが、この嫌なムードを変えたのは、興南高校時代、黒島監督の下、高校3冠にも輝いたベテラン、石川出。



那覇西高校出身のキーパー・島袋翔の好セーブもあり、土壇場で意地を見せるコラソン。

地元の開幕戦に駆けつけた853人のファミリアの声援を受け、植村和輝!

さらに、ここから野尻が連続得点を挙げ、勝負あり。熱戦を制したコラソンは、黒島新監督に初勝利にプレゼントし、幸先の良い滑り出しとなりました。



▼琉球コラソン 黒島宣昭 監督
「コラソンに来たかぎりは一つ同じ目標に向かってやっていきたいなと思っています。今シーズンはプレーオフ進出を目指して頑張っていこうというチームの目標です。本当に始まったばかりなので、そこをまず頑張って今度一年間、今シーズンやっていきたいなと思っています」

名将の下、リーグに新たな風を吹き起こす琉球コラソン。残りの25試合で、悲願のプレーオフ進出を目指します。

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