ここまで4連敗を喫し、ナショナルリーグ西部地区で2位に陥落したドジャースは、15日から本拠地ドジャースタジアムにゲーム差「1」で現在首位のパドレスを迎えて首位攻防となる3連戦に臨みました。

その初戦に大谷選手は1番・指名打者で先発出場し、1回の第1打席はアウトコース高めのボールを捉え鋭い当たりを見せましたがセンターライナーとなりました。

1点を追う3回はノーアウト満塁のチャンスで第2打席がまわり、セカンドゴロとなったもののダブルプレーは免れ、三塁ランナーがホームにかえり同点に追いつきました。

さらに、1アウト一塁三塁から2番・ベッツ選手の犠牲フライで2対1と勝ち越しました。

続くバッターの打席で一塁に残っていた大谷選手が二塁に盗塁をしかけましたが、相手キャッチャーの好送球に阻まれて盗塁失敗となりました。

6回の第3打席はフォアボール、8回の第4打席は空振り三振でこの試合3打数ノーヒットで1打点、フォアボールが1つでした。

今月に入ってから全試合でヒットをマークしていた大谷選手の連続試合ヒットは「12」で止まりました。

試合はドジャースが3対2で逃げきって連敗を「4」で止め、ゲーム差がなくなりパドレスと首位で並びました。

一方、この試合でパドレスの松井裕樹投手が7回途中から4人目で登板し、3分の2イニングを投げて無失点で勝ち負けはつきませんでした。

パドレス 松井「気持ちが入りすぎた」

松井投手はマウンドに上がって最初のバッターにフォアボールを与え「まっすぐも体の状態もすごくよかったが、少し力んでしまった。気持ちが入りすぎてしまった」と反省した上で「汚い形でもいいので、なんとか無失点でベンチに帰ってこられたことはよかった」と緊張感のある登板を振り返りました。

今月8月、地区首位を争うドジャースとの試合が続くことについては「チームはすごくいい雰囲気ですし、みんな気持ちも技術も充実しているので、いい期間になると思う」と話していました。

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