プーマ ジャパン株式会社は11日、都内でPUMA「THE FUTURE OF FAST」を開催。ウサイン・ボルト氏をはじめ、プーマと契約をしている世界のトップアスリートが登壇し、13日に開幕する東京2025世界陸上に向けメッセージを送った。
ボルト氏は東京世界陸上の舞台、国立競技場に「今回初めて足を運んで、競技を見てそこでエネルギーバイブスを感じられることを楽しみにしています」とコメント。
ボルト氏は2008年5月に当時の100mの世界記録を更新(9秒72)し、同年の北京オリンピック™では100m、200m、4×100mの3種目で記録を塗り替えた。そして2009年の世界陸上ベルリンでは100mで9秒58、200mで19秒19をマークし現在も破られていない世界記録を叩き出した。
今後、記録を塗り替える可能性については「全く心配してないです。いつか新しい世界記録が出てくるかなとは思いますが、今はまだ特に心配してないです」と自信を覗かせたボルト氏。東京世界陸上ではスタンドでの観戦を楽しみにしているという。「ジャマイカの仲間が戦うところを見る方が緊張したりします。一緒にやってきた人たちが戦うところを見ると、私自身も緊張します」と思いを打ち明けた。同じジャマイカの選手へは「非常に良いコンディションでこのシーズンを戦っています。彼らがどのような戦いをするのか見るのを楽しみにしています」とエールを送った。
イベントには東京世界陸上に出場する男子棒高跳世界記録(6m29)のA.デュプランティス(25、スウェーデン)も登壇。東京での開催に「前回(東京五輪)はコロナで楽しみきれなかったんで、今回は本当にもっとリアルな経験を。人と触れ合うことによってコミュニティを感じたいと思っています。素晴らしいスタジアムだということは聞いていますので、それだけではなくて街も探索してみたいと思います」と話した。
女子100mでパリ五輪金メダルを獲得したJ.アルフレッド(24、セントルシア)は「オリンピックで金メダルを取って1年で自信をつけることもできました。自分ができることがもうわかってきました。それを出し切りたいと思います」。男子マラソンのA.ペトロス(30、ドイツ)は「ここまでやってきたことを信じてあとは天任せてやりきることだと思っています」と意気込んだ。
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