日本相撲協会は12日、東京 両国の国技館で取組編成会議を行い、秋場所の初日と2日目の取組を決めました。

ことしの夏場所は小結で12勝、先場所は関脇で10勝を挙げ、秋場所では大関昇進を目指す若隆景は、初日に伯桜鵬と、2日目には王鵬と、いずれも前頭2枚目の力士と対戦することになりました。

若隆景は先場所、5敗のうち3敗を5日目までに喫し、秋場所のポイントについて「序盤から自分の相撲を取ること」と話していて、過去の対戦成績ではいずれも勝ち越している平幕相手にいい流れを作りたいところです。

また、初日には初土俵から所要12場所で小結に昇進した安青錦と、先場所11勝で優勝を逃した横綱 大の里の一番が組まれました。

先場所は大の里が立ち合いから圧倒して勝ちましたが、安青錦が持ち味の低い姿勢を崩さない相撲で横綱に食らいつけるか注目です。

このほか、初日には
▽先場所を途中休場した横綱 豊昇龍が前頭筆頭の40歳、玉鷲と
▽先場所、初優勝を果たした平幕の琴勝峰が、平幕の若元春と対戦します。

幕内では、前頭12枚目の尊富士が初日から休場となりました。

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