東京世界陸上2日目(14日)の女子マラソンに出場する佐藤早也伽(30、積水化学)が12日にオンラインで会見を行い、本番に向けて意気込みを語った。
佐藤は今年3月の名古屋ウィメンズマラソンでは2時間20分59秒で自己ベストでフィニッシュ。日本歴代9位の好タイムをマークした。世界陸上代表はブダペスト大会以来2度目で「怪我もなく体調もいいので、コンディションはいい。自分の目標である入賞を目指して頑張りたい」と意気込んだ佐藤。
「ブダペストの時は初めての大きな大会で、ペースメーカーもいないレースだったので、レースの雰囲気に飲まれてしまった」と20位だった前回のブダペスト大会を振り返り、「(今大会は)先頭集団、そういったところを目標に走りたい」と上位での争いを見据える。
自己ベストを更新した名古屋でのレースについては「いつも後半ペースダウンしてしまうという課題を克服して、ラストまでペースを落とさずに押し切れたっていう部分で、すごく自信に。普段の走り込みだったり、体の強さっていうところが大きかったかなと思う」とし、今大会に向けても体を作ることを一番に取り組んできたという。
「練習はずっと北海道でやっていて、結構暑い中でも練習はしてきた。前回のブダペストのときよりは、暑さに対しての不安は少ないかな」と話し、2度目の世界陸上に挑む。
今大会は女子は安藤友香(31、しまむら)、小林香菜(24、大塚製薬)の3人が代表。2013年モスクワ大会の福士加代子以来、6大会ぶりのメダルを狙う。
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