陸上の第20回世界選手権東京大会の男子35キロ競歩で、ガッツポーズしながらゴールに向かう勝木隼人。銅メダルを獲得した=13日、東京・国立競技場

 陸上の第20回世界選手権東京大会が13日、国立競技場で開幕し、男子35キロ競歩で勝木隼人(34)=自衛隊=が銅メダルを獲得した。今大会の日本勢のメダル第1号。

 勝木は序盤から先頭グループを引っ張った。終盤に一時は後退したものの、上位陣が崩れる中でも粘りのレースを見せて表彰台圏内に入った。

 福岡県出身の勝木は福岡・武蔵台高から進学した東海大で競歩を始めた。今年3月の日本選手権で日本歴代4位の2時間24分38秒で優勝し、今大会の日本代表入りを決めた。50キロ競歩では2018年のジャカルタ・アジア大会で金メダルを獲得。19年世界選手権で27位、21年東京五輪では30位だった。(共同通信)

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