バレーボールの世界ナンバーワン決定戦“世界バレー”の男子大会がフィリピンで開幕した。世界ランキング5位の男子日本代表は日本時間13日午後3時に同16位のトルコと対戦する。
トルコのコバチ監督は日本を「危険なチーム」と警戒
日本の初戦は2大会連続出場のトルコ。先立って行われた女子トルコ代表は銀メダルを獲得し、男子も女子に続けと初の表彰台に向け気合がはいる。今年、就任したばかりのスロボダン・コバチ監督(57)は「プロ意識と選手の質、それらを日本は持っています。ですから、日本は良い選手を擁する危険なチームです」と印象を語った。さらに「長身の選手がブロックディフェンスをしても日本は本当に力強くプレーするので簡単ではない」と日本戦に勝利することの難しさを口にした。
そして「まず石川祐希選手ですね。私はイタリアで長年仕事をしていたので。彼は年々本当に良いパフォーマンスを見せていて、今では世界で最も重要な選手の一人です。もちろん、髙橋藍選手もよく知っています」と警戒する2人の名を挙げた。
51年ぶりのメダル獲得へ 髙橋藍「自分たちを信じて自信を持って」
トルコとの対戦はパリオリンピック予選以来2年ぶりの対戦となる。その際はサーブに苦しめられるもストレートで日本が勝利した。初戦を前に髙橋藍(24)は「今トルコのチームは強くなってきているとか、試合を見ていても非常に良いバレーボールをしてくるので、粘り強さのところでは負けたくない」と話し、「自分たちを信じて自信を持ってトルコ戦、しっかり自分たちのバレーボールにフォーカスして戦っていきたい」と意気込んだ。

またネーションズリーグでチーム最多201得点をマークした宮浦健人(26)は「まずは自分のサーブだったり、スパイクっていうところをしっかりやっていくっていうところが大事なので、フィーリングも非常にいいので良い感覚を持って試合に臨みたいなと思います」と初戦に向け準備万端。

【試合日程】
■予選ラウンド(日本はプールG)
9月13日(土)15:00~ vs トルコ(16位)
9月15日(月)15:00~ vs カナダ(11位)
9月17日(水)22:30~ vs リビア(75位)
■決勝トーナメント
9月20日(土)ラウンド16 2試合(B1位 vs G2位、G1位 vs B2位)
9月21日(日)ラウンド16 2試合(C1位 vs F2位、F1位 vs C2位)
9月22日(月)ラウンド16 2試合(D1位 vs E2位、E1位 vs D2位)
9月23日(火)ラウンド16 2試合(A1位 vs H2位、H1位 vs A2位)
9月24日(水)準々決勝 2試合
9月25日(木)準々決勝 2試合
9月27日(土)準決勝 2試合
9月28日(日)3位決定戦、決勝
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