メッツ マイナー降格の千賀滉大 調整登板で6回1失点の好投

千賀投手は大リーグ3年目の今シーズン、序盤は安定したピッチングでチームを支えましたが、右足のけがから復帰した7月以降は9試合で防御率5.90と調子が上がらず、調整のため今月5日にマイナーに降格しました。

千賀投手は最初の調整登板として12日に、ニューヨーク州シラキュースで行われた傘下の3Aの試合で先発し、1回、代名詞の「おばけフォーク」を決め球に2つの三振を奪うなど、わずか9球で三者凡退としました。

2回は2本のヒットを打たれて1点を失いましたが、3回以降は最速152.5キロを計測したストレートとフォークボールを中心に相手打線をヒット1本に抑えました。

千賀投手は6回74球を投げてヒット3本で1失点、毎回の8つの三振を奪いました。

7月以降苦しんでいたコントロールも、フォアボールなしと安定し、シーズン最終盤の復帰に向けて順調なスタートを切りました。