1991年以来、34年ぶりに東京で開催される陸上の世界選手権は13日、東京の国立競技場で開幕しました。

このうち男子3000メートル障害の予選1組には去年のパリオリンピックで8位に入賞した23歳の三浦選手が出場し、序盤から先頭集団で引っ張る積極的なレース運びを見せました。

3組ある予選の各組で上位5着に入った選手が決勝に進むレースで、三浦選手は8分30秒43のタイムで3着に入り15日の決勝に進出しました。

三浦選手は今シーズン、7月にみずからが持つ日本記録を6秒余り更新する8分3秒43という驚異的な日本新記録をマークするなど好調で、オリンピック、世界選手権を通じてこの種目で日本選手初となるメダル獲得を目指しています。

三浦龍司「決勝 成長した姿を見せてメダル争いに」

三浦選手は「集団が遅い動きだったが積極的に行くことができて、いい揺さぶりをかけられたと思う。予選がいちばん緊張するが、自分の予想をはるかに上回る歓声があって、いい意味で会場にのまれて走ることができた」と振り返りました。

そして決勝に向けては「決勝は自分自身、さらに盛り上がっていきたいし、成長した姿を見せてメダル争いに食らいついていきたい」と話していました。

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