■東京2025世界陸上競技選手権大会(14日、国立競技場)
女子1500m準決勝が行われ、世界記録保持者のF.キピエゴン(31、ケニア)が4分00秒34の組1着で決勝進出を決めた。決勝は16日に行われる。
この種目オリンピック™3連覇、世界陸上も2連覇中の絶対女王・キピエゴンはスタートすると後方についた。その直後、集団の真ん中にいたエチオピアのF.ハイル(24)が転倒。そのアクシデントにもキピエゴンは冷静な走りで対応し巻きこまれることなく、先頭に上がる。
トップのままラスト1周に入ったキピエゴンは、後ろを気にしつつ、最後は余力を残してフィニッシュ。組1着での決勝進出を決めた。スタートしてすぐ転倒したハイルも、すぐに起き上がってレースに復帰し、4分01秒03の3着で決勝に進んだ。
3分59秒19の日本記録を持つ田中希実(25、New Balance)は前日の予選で、4分07秒34の10着でフィニッシュ。準決勝進出条件の上位6位以内に入れず予選敗退、木村友香(30、積水化学)も4分15秒70の組14着で予選敗退となり、日本勢2人が姿を消した。
*写真はキピエゴン選手
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