■東京2025世界陸上競技選手権大会(14日、国立競技場)

女子100m決勝が行われ、パリオリンピック™銅メダリストで、今季世界最高の10秒65の記録を持つ全米女王のM.ジェファーソン ウッデン(24、アメリカ)が再び今季世界最高の10秒61(+0.3)をマーク。23年世界陸上ブダペストでS.リチャードソン(25、アメリカ)がマークした10秒65の大会記録も更新し、初優勝を果たした。

3大会連続出場のジェファーソン ウッデンは、スタートダッシュを決めると、中盤までは横並びでレースを進めた。ラストスパートで一気にトップに踊り出ると、そのままフィニッシュ。世界陸上初制覇となった。

前日の予選は10秒99の組1着で突破していたジェファーソン ウッデン。同日行われた準決勝でも、全体トップの10秒73で決勝進出を決めていた。

2位は21歳のT.クレイトン(ジャマイカ)で10秒76、3位は、パリオリンピック™金メダリストのJ.アルフレッド(24、セントルシア)で10秒84だった。また、世界陸上通算10個の金メダルを誇り、今大会が最後の世界陸上となったS-A.フレイザープライス(38、ジャマイカ)は、11秒03の6位で幕を閉じた。

【女子100m決勝】
金メダル:M.ジェファーソン ウッデン(アメリカ)10秒61
銀メダル:T.クレイトン(ジャマイカ)、10秒76
銅メダル:J.アルフレッド(セントルシア)10秒84
4位:S.ジャクソン(アメリカ)10秒88
5位:S.リチャードソン(アメリカ)10秒94
6位:S-A.フレイザープライス(ジャマイカ)11秒03
7位:M-J.タルースミス(コートジボワール)11秒04
8位:D.アッシャースミス(イギリス)11秒08

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