1991年以来34年ぶりとなる東京2025世界陸上。4日目はイブニングセッションのみが行われる。メダル獲得の期待がかかる種目など注目選手とタイムスケジュールを紹介。
現役大学生が日本勢3人目の男子800mに登場
2011年の韓国・テグ大会以来7大会ぶりの日本勢出場となった男子800m。同種目で日本記録をもち、日本選手権で連覇を果たした駒沢大学1年生の落合晃(19、駒沢大)が初の世界陸上に臨む。
パリでメダルも見えた赤松諒一が、国立競技場を舞う
男子走高跳の決勝は史上初めて日本人選手が2人出場。世界陸上ブダペストとパリオリンピック™で連続入賞中の赤松諒一(30、SEIBU PRINCE)が日本跳躍史上初の表彰台を狙う。パリ五輪ではメダルまで3cmの5位と、あと一歩届かなかった。瀬古優斗(27、FAAS)は初めての世界陸上でメダル獲得を狙う。
日本史上初のメダル獲得なるか
男子110mハードル準決勝・決勝が行われパリ五輪5位入賞・村竹ラシッド(23、JAL)が、日本陸上史を塗り替える偉業に挑む。予選を13秒22で組2着で余裕の準決勝進出。また初出場の野本周成(29、愛媛競技力本部)も4着に入り、見事着順で予選を突破した。
世界記録保持者キピエゴン(ケニア)が3連覇&世界新狙う
女子1500mの世界記録保持者のF.キピエゴン(31、ケニア)は出産後に復帰してから、五輪連覇&世陸連覇を達成中の絶対女王。棒高跳びのA.デュプランティスに続き国立の舞台で今大会2個目の世界記録が飛び出すかに注目だ。
91年の東京大会以来の決勝進出へ
男子400m準決勝では91年東京大会の高野進以来となる決勝進出を中島佑気ジョセフ(23、富士通)が目指す。予選で日本記録更新となる44秒44をマークし、ノリに乗っている男がどこまで勝ち進むのか目が離せない。
【イブニングセッション】
19:35~ 男子800m 予選(落合晃)
19:40~ 女子三段跳 予選AB(髙島真織子、森本麻里子)
20:35~ 男子走高跳 決勝(瀬古優斗、赤松諒一)
20:40~ 男子110mハードル 準決勝(村竹ラシッド、野本周成)
21:00~ 男子ハンマー投 決勝
21:07~ 女子400m 準決勝
21:35~ 男子400m 準決勝(中島佑気ジョセフ)
22:05~ 女子1500m 決勝
22:20~ 男子110mハードル 決勝(※勝ち上がり次第で村竹ラシッド、野本周成)
※天候や進行状況でスケジュールが変更する場合があります。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。