マリナーズのラリー選手は、大リーグ5年目、28歳のスイッチヒッターで、今シーズンはキャッチャーとしてのシーズン最多ホームラン記録を更新するなど、驚異的なペースでホームランを量産しています。

16日、カンザスシティーで行われたロイヤルズ戦では、3回の第2打席に右ピッチャーに対して左打席に入り、甘く入ったカーブを捉えて55号ソロホームランを打ちました。

さらに4回はランナー1人を置いた場面で、今度は左ピッチャーに対して右打席に立ち、初球のチェンジアップをセンターバックスクリーンに運び56号のツーランホームランとしました。

大リーグのスイッチヒッターのシーズン最多ホームランは、ヤンキースの歴史的な強打者、ミッキー・マントルが1961年にマークした54本で、ラリー選手が64年ぶりに更新しました。

ホームラン56本はマリナーズの試合終了時点で、アメリカンリーグ2位のヤンキース、ジャッジ選手の48本、ナショナルリーグでトップのフィリーズのシュワーバー選手の53本、ドジャース大谷翔平選手の49本を引き離し、両リーグ通じてトップです。

マリナーズはレギュラーシーズンが残り11試合で、2022年にジャッジ選手がマークしたアメリカンリーグの最多記録、62本まではあと6本となっています。

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