
野村不動産は17日、京都駅近くに和太鼓パフォーマンス集団「DRUM TAO(ドラムタオ)」の専用劇場を開くと発表した。2026年春に開業する。野村不動産にとってホールやアリーナを手掛けるのは初めて。訪日外国人を中心にナイトタイムエコノミー(夜間経済)の需要を取り込む。
京都駅八条口から徒歩1分の複合ビル「京都アバンティ」9階に、約320席の中規模劇場を設ける。もともと龍谷大学のホールで、野村不動産が3月に取得していた。プロモーションや施設運営は、JTB子会社のJTBコミュニケーションデザイン(東京・港)と連携する。
ドラムタオは1993年に結成し、和楽器を使ったパフォーマンスを世界各地で披露している。常設の室内劇場は初めてで、夜を中心にショーを楽しめる。
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