新商品「ウィルキンソン タンサン タグソバー」の2品(17日、東京都渋谷区)

アサヒビールは17日、ノンアルコール飲料「ウィルキンソン タンサン タグソバー」を発売した。アルコール飲料を飲まない顧客に向け、「酒の代わりに飲む」商品として訴求する。年内に2商品合わせて20万箱(1箱あたり350ミリリットル24本換算)の販売を目指す。

17日、発売に合わせたイベントの会場を報道陣に公開した。18日から23日にかけて、新商品を渋谷ストリーム前の稲荷橋広場(東京・渋谷)の特設会場で販売する。1本200円で新商品を販売するほか、記念撮影ができる場所なども用意した。

レモン風味の「レモンジンジャ」と甘さが特徴の「ライチトニック」の2種類を売り出す。オープン価格だが小売店での実勢価格は181円前後になる見込み。アサヒビールのスマドリマーケティング部長の高橋徹也氏は「普通のソフトドリンクでは物足りないという方に向けて作った」と話した。

同ブランドは以前、飲料メーカーのアサヒ飲料から販売していた。味の種類やパッケージを変えてアサヒビールから売り出すことで、ノンアル飲料としての需要を喚起する。

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