
くら寿司は18日、人工知能(AI)を使って食事中の来店客を楽しませる新サービスを始めると発表した。すしとともに回転レーンを動くタブレット端末に映し出される「泣いているネコ」のキャラクターに客が笑顔を見せて、表情を変えることができれば特典のチャンスを得ることができる。客の表情をAIが解析する仕組みで、笑いを誘って満足度を高める効果を見込む。
新サービス「スマイルチャレンジ」は22日から関東と関西の5店舗で始める。9月末までに15店舗まで広げる計画だ。AIが口角や目尻の角度などを分析。客の笑顔の度合いを測定してネコの表情と連動させる。ネコを笑顔にすることができれば、ランダムで景品当てゲーム「ビッくらポン」に参加できる。
くら寿司は誕生日ケーキを運ぶサプライズ演出など、回転レーンを生かした体験型のサービスを増やしている。食事とエンタメ要素を組み合わせて、他店と差異化する。

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