
いすゞ自動車は18日、ファミリーマートや伊藤忠商事と共同で電池交換式の電気自動車(EV)トラックの実証実験を11月から始めると発表した。横浜市内のファミリーマート約80店に商品を配送し、専用ステーションで電池を自動で交換する。業務効率や稼働の安定性を検証し、実用化につなげる。
いすゞの小型EVトラック「エルフEV」が3台運行する。車両は決められたルートを走行し、横浜市内に設ける専用ステーションで電池を交換する。ステーション側が入庫を検知し、自動で満充電の電池への交換が始まる。交換時間は約7分。
EVはエンジン車に比べて充電に伴う待機時間が長いことが課題となっている。いすゞは2024年10月に社内で実証実験を始めた。より社会実装に近い形で検証し、早期の実用化をめざす。
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