成田空港では、運送事業用の「緑ナンバー」を付けたハイヤーによる外国人観光客などへの違法な客引きが相次ぎ問題となっています。

こうした中、中野国土交通大臣が成田空港を訪れ、ハイヤーなどによる長時間の違法駐車が問題となっているターミナル周辺の一般車両用の車線の混雑状況などを確認しました。

実態調査は、国土交通省と警察、それに成田空港会社の合同で行われていて、22日は調査員が、客引きが疑われるドライバーにふんした職員に、営業形態を聴き取ったり、運転免許証を確認したりする様子を中野大臣が視察しました。

視察を終えた中野大臣は記者団に対し「ハイヤーの許可をもって客引きをするのは道路運送法違反で、引き続き状況の把握に努める。国交省も警察、施設管理者と連携して現地調査を行い、違反事実が確認されれば厳正に対処していきたい」と述べました。

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