
電子楽器のローランドはフルート型のデジタル管楽器「Aerophone Brisa(エアロフォン・ブリサ)」を11月に発売する。100種類の音色を内蔵する。フルートをベースとしたデジタル楽器は珍しく、新しい音楽表現ができる楽器として売り出す。
エアロフォン・ブリサはコンサートフルートやピッコロといったフルート系の音色に加え、サックス、クラリネットなどの管楽器、尺八などの民族楽器、シンセサイザーやドラムの音色を搭載する。
新開発の「デュアル・ブレスセンサー」を搭載した。マウスピース部分にある2つの穴に息を吹き分けることで、オクターブを切り替えられる。専用アプリと連携すれば、スマートフォンやタブレットから音色の選択やエフェクト、運指モードなども設定できる。
フルート奏者や管楽器愛好家などを主なターゲットとする。市場想定価格は25万円前後で、初年度は1600台の販売を目指す。
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