日本酸素ホールディングス(HD)は24日、日本における産業ガス事業を手がける子会社の社名を変更すると発表した。2026年4月に「大陽日酸」から「日本酸素」に変える。欧米の連結子会社もそれぞれ「Nippon Sanso」と付く社名に変え、ブランドを統一する。
日本酸素HDは20年に純粋持ち株会社に移行し、傘下には大陽日酸や米国事業のマチソントライガスなどが連なる。社名がバラバラだったため、日米欧においては親会社の名称に統一するか、日本酸素と付く社名にする。アジアやオーストラリアといったその他の地域でも、原則統一する方向で順次に変えていく。
25年8月には産業ガス事業のブランドロゴを「NIPPON SANSO」と世界で統一すると発表していた。日本酸素HDは産業ガスを主力とし、その他に携帯用魔法瓶のサーモス事業を手がけている。
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