
JR東日本は24日、京浜東北線や中央・総武線などでワンマン運転を2027年春に始めると発表した。現在は車掌と運転士が1人ずつ乗車しているが、運転士だけで運行する。安全性を担保するため、乗降を確認するモニターなどを車両に導入する。
京浜東北線の大宮ー南浦和間、京浜東北・根岸線の蒲田―大船間の10両編成の列車、中央・総武線各駅停車の三鷹―千葉間で27年春からワンマン運転を始める。中央・総武線のうち、東京メトロ東西線との直通列車は除く。
運転席に全てのドアの乗降状況を確認できるモニターを備えるなどの安全対策を講じる。列車内で非常事態が発生し運転士が応答できない場合に、乗客と輸送指令室が直接会話できる機器も設置する。
JR東は30年ごろまでに首都圏の主要な線区でワンマン運転を導入する方針を明らかにしており、3月には常磐線の各駅停車と南武線で始まった。山手線や埼京・川越線などでも実施予定だ。
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