群馬県高崎市のJR高崎駅の自由通路で10月14〜16日に登場するスタンドバーのイメージ=同市提供

群馬県高崎市は10月14〜16日、JR高崎駅構内の市が管理する東西自由通路にスタンドバーを設ける。高崎観光協会の会員6店舗が出店してアルコールや高崎産食材を使った軽食を提供する。仕事帰りや飲み会前の「ゼロ次会」で立ち寄る「ちょい飲み」スポットとしての可能性を探る。

「TAKASAKI Stand Bar(タカサキスタンドバー)」は午後4時半〜同7時半の3時間限定で催す。料理は1品500〜800円程度を想定。高崎産豚肉のやわらかスペアリブや榛名名産の梨のアールグレイのマリネ、上州牛のハンバーグなどを提供する。6店舗の従業員はユニホームを統一し、一体感を演出する予定だ。

10月14〜16日には左側の窓沿いにスタンドバーが設けられるJR高崎駅の東西自由通路(群馬県高崎市)

高崎駅の東西自由通路は西端にストリートライブができる「高崎ステーションステージ」がある。スタンドバー開催に合わせて「高崎おとまちプロジェクト」によるミニライブも開く。1日3組、1組40分出演する。

高崎は地方オーケストラの草分け「群馬交響楽団」や伝説的なロックバンド「BOØWY(ボウイ)」を生んだ「音楽のある街」で、ステーションステージも「誰でも自由に、この場所で音楽を!」を掲げている。

JR高崎駅東西自由通路の西端にはストリートライブ用のスペースがある(群馬県高崎市)

高崎市の富岡賢治市長は17日の定例記者会見で「都内などは立ち飲み文化があるが高崎にはなかった。観光協会で実験してみて評判がよければ民間で続いていったらいい」と話した。

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