
福島市の木幡浩市長は25日の定例記者会見で、サッカーJ3福島ユナイテッド(同市)が新しい球技専用スタジアムの建設構想を発表したことについて「ユナイテッドとは密接に連携しており、建設や用地確保について市としてもできる限りの協力・支援をしていきたい」と表明した。
福島ユナイテッドは「世界初の循環型木造スタジアム」をコンセプトに、県産木材を使用した集成材などによる木造建築のスタジアムの整備を目指す方針を8月30日のホーム戦で発表した。建設地や完成時期は未定だ。
木幡氏は「私も青写真を見て驚いた。世界でも唯一無二で、福島復興のシンボルになるようなスタジアム」と評価した。具体的措置など市の関与については「どこに建設するかによって協力の形は変わる。ユナイテッド側にとって望ましい運営形態になるのかどうかも、互いに検討していく必要がある」と述べた。【錦織祐一】
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